キンモクセイ(金木犀)
前日、練馬区の物件で3年ほど手入れされていない”キンモクセイ”の木を手入れをしました。
前は強剪定でぶつ切りにしたのか
同じところから何本も生えてきていました。
今回改めて思ったのは
スッキリさせたい人がほとんどだと思いますが、どの程度スッキリさせたいのかで切り方もだいぶ変わってきます。
1つ目は幹だけ残して切る場合です。
でもその場合は1番最後の選択肢だと
私は思っています。
でも木の骨格を治す為なら、そのやり方が1番手っ取り早くキンモクセイらしい形に戻ります。
2つ目は刈り込みで輪郭を整えるやり方です。
1番よく見るのは刈り込みだと思います。確かに綺麗に見えますが私が思うに刈り込みでやるやり方が1番伸びた感を感じやすいと思います。
それに枝の数が多い為スッキリ感が少ないのではないでしょうか。
枝を抜かない為中の枝は絡み合って風通しも悪いです。
3つ目は幹から素直な方向に出た枝を残していく切り方です。
このやり方で今回切りました。
そうする事で
あまり高さが変わらないにしても枝を少なくする事でキンモクセイらしく
スッキリさせることが出来ます。
メリットとしては明るく木の内側が透けて後ろの背景を見ることが出来るので空間が広く見え光が入る為更新する為の次の枝が育つ利点もあります。
そのことから”庭屋かつら”は
なるべく木を木らしく切る事を
心掛けています。
お客様あってのお仕事ですし住むのはお客様なので意見交換をしつつお客様の意見を尊重していきます。
最後に”庭屋かつら”では外構工事や
庭づくり、手入れ(剪定)も承っております。
ご提供する植物1本、造作物1つ
手入れにそれぞれに想いを
込めています。
練馬区近辺を中心に首都圏でやっています。
ぜひ1度ご連絡ください^ ^