植木の切り方 ポイント☝️✨

2024.02.19

お家に植っている木が伸びてきて、どう切ったら良いか分からない。

そこのあなた!😁😆✨

今回は私が学んで体験してきたなかで、一番大切な切り方のポイントについて一つ話したいと思います。

結論から言うと、

それは ”切り口” です。

どんなに切り方がきれいでも、”切り口”の切り方が雑だとあまりきれいに見れないし、木にとっても良くないことが多いです。

切る時にバツンと横に切ったままにすると、雨などが切り口にしみ込み、腐ってしまう可能性があるので、水平に切ったままにしてはいけません。
樹木自体の再生にも影響してきます。

イメージとして、切る時は幹にほぼ垂直に切りましょう。

こういう風に切っておくと、この切り口を塞ごうと周りから樹木自体が盛り上がってきます。

ブランチバークリッジと言って樹木が再生する部分があるので(成長点に近いイメージです)、そこの外側で切るようにするのです。

こんなふうに傷口を塞ごうと、樹木が自らがカサブタを作るように盛りあがってきます。その状態を”カルス”と言い、こうなるのが理想的です。

また、残す枝に対して伸びてる方向と同じ角度で切ると、自然に逆らわず目立たないので、切ったのに切ってないように見え、一石二鳥です。

また、木にもよりますが、残す枝より上で2cmくらい残して切る人が多いと思います。
そうしてしまうと、ほとんどは枯れてしまいます。
その枯れた枝がそこで止まれば良いのですが、聞いた話だと、目で見えない木の内側も枯れが進んで木が弱ってしまうみたいです。

なるべく元気に保つためにも

残す枝の横で切ることが重要です。

昔の人は、梅の木を裸足で手入れできるようにと言っていたそうです。
梅の木は特に硬い木で枝が枯れると、とてもハサミでは切れないくらいになってしまいます。
そのため、先ほど話したように残す枝の横で、きれいに切ることで枯れ枝が少なく、裸足で登っても手入れができるようにとのことです。

長くなってしまいましたが。

何かの縁でいっしょに暮らしている
家族のような植木に長く元気に楽しませてもらえるためにも、
私はこの心掛けを大切にしていきます。😊✨🍃

これからも私が大切にしていることや
学んできたことを少しずつ載せて
皆さんの”お庭のある暮らし”を
より楽しんでもらえたらと思います。

“庭屋かつら”では外構や庭づくり
ご提供する植物1本、造作物1つ
それぞれに想いを込めています。
練馬区近辺を中心に首都圏でやっています。
ぜひ1度ご連絡ください^ ^


メールフォームはこちら>>

電話番号:070-2153-5141(8:00~20:00)
※定休日:日曜日

当方のインスタグラムでは、庭造りの様子や成果などについて投稿しております。
こちらもぜひご覧ください。

庭屋かつらのインスタグラム>>

PAGE
TOP